【No.050】新年初講習会!
2018.01.6
こんにちは緒方です
皆様、
新年、あけましておめでとうございます
職員および学生一同、
益々精進していく所存です。
本年もどうぞ、東京CPA会計学院をよろしくお願いいたします。
それでは、本日のブログ、スタート!
講師ブログNo.050
「新年初講習会!」
さて、当校では本日が仕事始めでした
(学校自体は4日から自習のため開放)
今年も、若い体力と知力で、精一杯CPAを盛り上げていきたいと思います
さて、本日は当校の副校長、渡辺光先生による
キャッシュ・フロー計算書についての外部講習会が開催されました
さらに、オープンキャンパスも同時開催!
たくさんの皆様にお集まりいただき、本当にありがとうございました
早速、光先生の講習会をのぞいてみましょう!
皆さん、いつもより緊張した面持ちです…
それもそのはず…
光先生の講習会は年1、2回程度しか開催されないため、
とてもレアなのです!笑
そもそも、会計では、現金が絡んだ取引の場合にのみ、
帳簿に記入するというルールだったのですが
現代社会に進むにつれ、
・固定資産の増大
・信用取引(掛販売等)の増加
などによって
現金取引でなくても収益や費用を認識する会計が発達してきました
(これを、「発生主義」といいます)
これが、会計が難しいと思われている原因です
現金だけで考えることができれば
おそらくもっと多くの人が会計を理解できていると思います
※簡単な説明は【No.007】会計の本質をご覧ください
しかし!発生主義による利益を重視しすぎた結果
利益は出ているのに現金がない!といった状況に陥る企業が増加しました
例えば、掛販売ばかり行い、売掛金の回収を怠ってしまったら…
売上は増加し、利益は増えるかもしれませんが
会社に現金がいつまでたっても入ってこないのです
現金がないということは…
・借金の返済ができない
・次の売上を出すための仕入ができない
・固定資産が買えない
など、企業にとって致命的な弊害が…!
これらを防ぐため、近年は
利益も重視しつつ
現金の流れについても
しっかり考えていく風潮が高まっています
この考え方から生まれたのが
「キャッシュ・フロー計算書」です
個人的には日商2級、いや、3級から出題していいくらい
大事な会計の知識だと思っています
有名な言葉に
「(会計上の)利益は『意見』であり、現金は『現実』だ。」
(Profit is opinion,cash is real)
というものがありますが、
会計担当者によって左右されやすい利益より
現実的な現金を重視することはわからなくもありませんね
本日の授業は
簿記の一巡を通して勘定の流れを追うことで
現金がどのように動いているかを考える講義でした☆
明日は、実務上多く採用されている「間接法」を中心とした
深い講義になると思います!
受講されている皆様、講義を通じて
経営をコントロールできる人財になりましょう
さてさて、オープンキャンパスのほうはというと…
まずは当校外部講師の元田先生による授業
高みを目指すためには、自分の中にある
「テクニカルスキル(専門性)」と
「ヒューマンスキル(人間性)」を
あわせもった人物になることが重要です
CPAの教育について、熱く紹介していただきました!
次に、赤池先生による税法の授業ですね
毎回、法人税や消費税、所得税など
様々な税法を、身近な例を通して講義しています
今回は所得税法をレクチャー
こういった声もいただきました!
最後に、広報担当:山口先生から学校説明
簿記が大事な理由や、就職状況などについても
熱く語ってもらいました
心が熱くなる感想文を、ありがとうございました!
CPA熊本校にとって、新年早々、
熱気にあふれ、充実した1日だったのではないかと思います
ちなみに明日、私(緒方)と齊藤先生は
鹿児島樟南高校にてW講義を行います
ブログは週明けの更新になるとは思いますが
ぜひご覧ください
そして、2017年年末に、私(緒方)が鹿児島県徳之島の
鹿児島樟南第二高校で講義した様子も
早々にアップしたいと思います
時先生、待っててくださいね
それでは、長文でしたが
最後までお読みいただき、ありがとうございました
今年も、皆さまにとって、良い1年となりますように