【No.014】第1回 日商簿記検定
2017.09.4
こんにちは緒方です
そろそろ肌寒くなってきましたね
季節の変わり目、体調を崩さない様にご自愛ください
本日のブログは、
過去問題紹介シリーズをお送りします
それでは早速、スタート
講師ブログNo.014
「第1回 日商簿記検定」
今回はなかなか見る事のない、
日商簿記1級の第1回(工業簿記)問題について
ご紹介しようと思います
実は、当校の学生にも、数人にしか見せたことはありません
日商簿記1級(当時は「上級」)の記念すべき第1回試験。
問題の施行は昭和29年11月21日
なんと…63年前…
私の人生が3回程必要です。。
その気になる内容は…
(強いて言うなら)簿記一巡です‼
箇条書きの原価資料に沿って、諸勘定を記入する問題ですね
問題文はこちら
※問題の著作権は、団体名義公表後50年(保護期間)を経過しているため、失効していますが、都合により画質を下げて掲載しています。
勘定の残高を計算して、
勘定から勘定へ金額を移し替える過程を推定する、
れっきとした簿記一巡の問題です
以前の日商簿記検定の問題は勘定分析の問題も多く
特に帳簿や精算表など、簿記と密接に絡んだ部分の出題が多くありました
最近はそれらが徐々に復活し、本社工場会計や簿記一巡など、
単に計算ができればよいというものではなくなってきています
しかし、そういった簿記的な問題こそ、
基本を本当の意味で理解していれば、
計算が苦手でも、簿記ができれば解けます
勘定記入をしっかりできるようになればよいのです
日商2級や3級の段階で、パターンや暗記を行い、
簿記を楽しむ幅を狭めるのではなく
しっかりとツカエル簿記を理解し、
高い理解や仕事に繋げましょう
次回、日商簿記2・3級の模擬試験(無料公開分)は、現在随時作成・校正中です
簿記ペディアにアップ出来次第、本ブログやSNSでご連絡いたします。
ご活用いただければ幸いです
またのお越しをお待ちしております