【No.017】日々の日常
2017.09.7
こんにちは緒方です
ブログを書く時、いつもタイトル↑を付けているのですが、
タイトルを付けることによってこのブログの「テーマ」を示し
読みやすいように「地図」を示しているつもりです
しかし、元々「ウェブログ(ウェブ上の日記)」の意味を持つ「ブログ」は、
脈絡もなく、1日の出来事をつづることも少なくありません
そんな場合、どういったテーマを設定すればいいのでしょうか
タイトルを付けることで、ブログをの幅を狭めてしまっているのでしょうか
そんな、本日のブログ、スタート‼
講師ブログNo.017
「日々の日常」
本日の授業ラインナップは次のとおりです
1年生:商業簿記(杉山先生)
2年生:午前・ニュース発表(緒方)
午後・経営学(飯田先生)
税理士科:所得税法(葦田先生)
本日より、税理士科がスタートしました
バスハイクが終わったタイミングでいつも開始します
初日を飾る本日は「所得税法」の科目ですが、
これが、働くようになると…本当に必要だと思う時が多々あるんですね
例えば、自営業の方であれば自分の儲けに対して税金を計算するとき。
マンション経営などをされている方であれば、家賃収入に対して税金を計算するとき。
サラリーマンの方であれば、会社が変わりに給与所得を計算し、
納税してくれる「源泉徴収」という制度がありますので、あまり必要だと思う機会は少ないですが、
それでも私的に加入している生命保険などが税金の計算に関わってきますので、
年末にはなかなか難しい書類を書かされていることでしょう(年末調整)
個人の収入に対して課される税金であるため、とても身近なものなんですね
本当は、日本に生きる全員が必要な知識だとは思いますが、
実際はごく一部の人しかその知識を持っていません
CPAでは、その大切な知識を雑に教えてはいけないという考えのもと、
慎重に、試験のためだけのパターンではない「実際に使える税法」を教えています
不定期で開催されるオープンキャンパスでは、その基礎を聞くことができるので、
興味があられる方は、是非参加してみてください
経理本科2年の教室では、経営学が行われています
東京校から飯田先生(CPAの重鎮)が来校、講義をしていただいています
元々は会計士などの講義を担当し、そこでは民法・会社法なども担当されていました
当時の会計士受験者は、その知識量の多さと応用力に圧倒されていたそうです
2年生も圧倒されているのでしょうか…!?
経営学は、経営を行う上で必要となる考え方や、よりよい会社へ導く方法などを、
過去の事例や実例などからまとめ、学問化したものです
確かに、経営学など知らなくとも経営はできますが、
より確実なものにするヒントとして、経営学を修めることは必要だと思います
最終的には知識ではなく、個々の会社に合った方法を応用する必要がありますが、
そのあたりは、CPAで培った考える力がカバーしてくれるのではないでしょうか
現代は、「学ぶ事=嫌な事」だと思う人が多いですが、
過去の偉人がやっとの思いで編み出した方法やスキルを、
学習という形で簡単に手に入れられることは、幸せな事ではないでしょうか
その上、さらに自分の考え方を混ぜ合わせ、新しいものとして次の世代へ遺していくことで、
人々はさらに大きな恩恵を受けれているのだと思います
「勉強(当校ではなるべく、「学習」という言葉を用いています)」は、本当は楽しく、充実した物なのですね!
と、いうことで、本日は日常をつづったブログでした