【No.019】大分商業出張講義

2017.09.11

こんにちは緒方です

前回のブログにも書きましたメキシコの地震は、
やはり死者数も90人を超え、大地震となったようです…
引き続き、できることを探すばかりです

日本でも、いつ災害が起こるかはわかりませんし、
生きている以上、災害はつきものです
いざという時のためにも、防災管理はしっかりしなければなりませんね

加えて、近頃は肌寒くなってきましたので
体調等にも気を付けてお過ごしください

それでは、本日のブログをどうぞ!

講師ブログNo.019

「大分商業出張講義」

先週の土曜日、日曜日は
大分県立大分商業高等学校で出張講義でした

土、日の2日間は齊藤先生による商業簿記‼

さらに、土曜日にCPAでの授業終了後、大分へと直行し、
日曜日の朝から私の工業簿記‼

久々のダブル講義です

私の方は1年生に未学習だという総合原価計算の基礎をみっちり講義しました
内容は、テキストでいえば1ページにも満たない基礎中の基礎(完成品と期末仕掛品への原価配分の考え方)ですが、これが本当に大事

本当の意味でこの1ページを理解できれば、日商1級だろうと対応できます

しかし多くの方は、総合原価計算をパターン的に解き、問題を見た瞬間にボックスを書き始め、理解をしないまま解いているのではないでしょうか

よく理解している上であれば、解くスピードを上げるため、パターンを覚えるのもアリですが、

こういった基本論点について言えば、解法パターンだけを暗記することは無意味です

たまたま日商2級に合格したとしてもその次がありませんし、仕事でも使い物になりません
何度も講義の中で言っていますが、

日商2級の基礎的な工業簿記を本当の意味で理解できていれば、
日商1級の工業簿記で苦しむはずがないのです

試験上では、全商○級、日商○級、全経○級、税理士、会計士などと区分されていますが、
簿記という概念は一つです。簿記はいつまでも簿記なのですね

本当に重要なのは、試験のレベルが上がることではなく、
3級、2級の基礎となる考え方を本当に理解しているかに尽きます。

高いレベルを目指すのなら、なおさら、基礎を理解する事に重点を置きましょう

さて、齊藤先生の商業簿記を覗いてみると…社債&新株予約権&デリバティブ取引の講義が
私が聞いても鳥肌が立つような論点ですが、
高校生は食い入るように聞いていたそうで…
学生の基礎力もさることながら、その真剣さは目を見張るものがあります

最後の全体での挨拶もよかったですし、
高校生のパワーをもらいました

さらに、顧問である冨高先生の研究熱心さと勤勉さには頭が下がります
素晴らしい先生の下で学べる環境がとても輝いて見えました

またいつでも行かせていただきますので、宜しくお願いします


出張講義はいつでも受け付けておりますので、どしどしご要望ください
連絡先は、営業担当山口まで
096-355-1937

会計人の教養9月号をアップしました!
ほとんどが、1年生が初めて書いた文章で構成されています。
ぜひご覧ください