【No.022】アダンソンハエトリ

2017.09.15

こんにちは緒方です
本日の午前中は、熊本学園大学にて末永 英男教授
「社会生活と税」の公演を聞いてきました

とても面白い先生で、冗談を交えながら、
会計のすばらしさや、税務の重要性、問題点などを
簡潔にお話しされました

自分ひとりの研究では足りない部分を、
他人の研究を参考に補うことは、案外重要なことかもしれません

それでは、本日のブログ、スタート!

講師ブログNo.022

「アダンソンハエトリ」

最近、職員室や教室で、よくこんなクモを見かけます

以前は「気持ち悪いなぁ」と思ってデコピンするとどこかへ飛んで行ったのですが

ふと気になって、どのような“クモ”なのかを調べてみました

調べてみるとこのクモは、フランス人のミシェル・アダンソン(動植物学者)さんが今から200年以上前にアフリカで発見したものだそうで、名前を「アダンソンハエトリ」といい、どうやら巣を作らないクモのようです

家の中をピョンピョン飛び回って徘徊し、なんと小さなハエや害虫を駆除してくれている「益虫(害虫の逆)」だそうです
一般家庭でも、「ハエトリグモ」と言われ、知っている人は知っているようですね
みなさん大嫌いなゴキブリの幼虫なども退治しているそうですよ

そんな働き者をデコピンで飛ばしていたと思うと、突然心が痛んできましたね…

確かに、家に数百匹もいればさすがに気持ちが悪いですが、
1匹徘徊している程度であれば、掃除担当として働いてもらおうと考え直しました

 


…やはり知識はあって損はないですね
どんな些細な知識でも、深く探ってみると有用なものだったりします

簿記上達の秘訣でもありますが、まずは、「興味を持ち、研究すること」これが、スキルアップの秘訣です
このとき、テキスト・参考書・まとめサイトなどで既に編纂(へんさん)された情報ではなく、自分で様々な手段から情報を編集する能力があれば、さらに実になる研究ができます

今は、本などのアナログ手段だけでなく、インターネットなどのデジタル手段で、すぐ情報が手に入る便利な時代です
ネットは悪!と考えられている時期もありましたが、それはネット情報を使う人の問題でしょう

「何が正しい情報で、何が間違った情報なのかを見極め、自分のものとして活用する情報処理能力(情報リテラシーといいます)」

を身につけた人は、強い一つの武器になるのではないでしょうか
週に1回でも時間を作って、気になることについて調べる時間を作ってみるのもいいですね

最後までお読みいただき、ありがとうございました