【No.053】企業財務分析・発表!
2018.01.12
こんにちは緒方です
すぐに合格速報ページにアップしますが
第147回日商簿記検定の合格発表がありました
熊本校の今回の結果は、
合格者が8名という良い結果でした
今回の全国合格率はなんと5.9%
(前回までの間近5年の平均は約10%)
前の講評でも書きましたが
結果も難しい試験だったようです
しかし、ここまでの結果を見せてくれて
学生たちのポテンシャルには驚かされるばかりです
さらに、
以前のブログで書いた
ボキワングランプリの結果も公開されました
CPAはなんと2位!
これも素晴らしいと思います
日々の積み重ねが実った結果ですね!
詳しいランキングは、
商工会議所のページから!
さて本日は、2年生が長期間かけて行った
企業分析の結果を
1年生に発表する機会でした
その様子をご紹介します
それでは、本日のブログ、スタート
講師ブログNo.053
「企業財務分析・発表!」
1年生の簿記の授業は
貸借対照表や損益計算書などの作成を中心とした
「取引データから数字を【作り出す】学習」をします
対して2年生の簿記の授業は
貸借対照表や損益計算書などの
作り出された結果から
「企業の現状や将来を【予測】し【役立てる】学習」をします
その講義の延長上で
架空の問題だけではなく
実際の企業データを使って
企業分析をしており
さまざまな業界ごとに
財務データがどうなっているのか
どういう特徴があるのか
などを調べてもらいました
本日は、その成果を1年生へ発表する機会です
まずは齊藤先生から趣旨の説明
1・2年生が一堂に会する、なかなかレアな機会です
まずはじめにお菓子業界を
調査したチームの発表です!
カルビー・グリコ・森永の3社の比較を
身近に消費しているお菓子について
あらゆる方面から詳細な分析を行ってくれました
次に、ホテル業界を
調査したチームの発表です
シティホテルである帝国ホテルと
ビジネスホテルである東横インに
それぞれ、どのような財務的特徴があるのかを
調査してくれました
調査は、
①仮説を立てて②検証する
ことを中心に進めることで
考える力と立証する力を養います
この班では
オリンピックの開催を受けての
ホテル業界の動向なども
調査してくれました
3つ目は映画業界です
映画業界は
配給会社や興行会社などの
仕組みが少々複雑ですが
わかりやすく説明してくれて
邦画や映画の制作原価や
作品別の収益額などを
楽しく理解することができました
最後は、CPAと同じ
教育業界です
有価証券報告書がネットで入手できる
上場企業を対象として調査をしているため
CPAは分析していませんが、
大手教育会社3社を比較してくれました
広告宣伝費にかける金額が多かったことが
印象的でしたね
さらに、私が講義をした「企業価値評価」
を応用して、実際の数値を用いて
金額の計算を行ってくれました!
調べた本人にとっても、力になったのではないでしょうか
最後は2年生・樋渡くんから
1年生にはなむけの言葉
そして1年生・山本さんから
2年生にお礼の言葉
どの班もリハーサル時より
数段良くなっており
学生自身の成長をひしひしと感じます
もうすぐ
1年生は2年生になり、
2年生は卒業しますが、
CPA魂を消すことのないよう
さらに邁進しましょう
本日はお疲れさまでした
最後までお読みいただき、ありがとうございました